今回は、本当は間違い!相手のやる気を奪いかねない「ありがとう」の間違った使い方がテーマです。
相手のやる気を奪ってしまう「ありがとう」の使い方について解説していきたいと思います。
今回はぜひこんな人に見て頂きたいです。
- 「ありがとう」と口癖のように言っている
- とりあえず「ありがとう」と言ってしまう
- ありがとうが、万能言語だと思っているよ
- 誰かに何かを教える立場の人
- 人とより良い関係を築き上げたい人
ぜひ「ありがとうの使い方、自分は間違ってないかな?」と参考にしていただけたら嬉しいです。
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もくじ
間違っている使い方って、何?
「間違っているありがとうの使い方って何だろう?」
ここまで読んでくださっている方は、気になっているのではないでしょうか?
まずは、この部分を詳しく解説していきたいと思います。
NGな「ありがとう」の基本はこれ!
- 誰かのためにやっている錯覚に陥る
- 他人の場所を借りているような感覚
- 自主性が育たなくなってしまう
自発的にやっていることに対して「ありがとう」と言われてしまうと、どうなるのでしょう?
「あれっ?なんで自分のためにやってたのに、俺何を言われてるんだろう?」
こんな気持ちになってしまいかねないんです。
なぜ自発的な気持ちを奪われるの?を掘り下げよう
実は「ありがとう」で自発性を奪われること、いろんな場面で目にします。
学び系のツイートをしている時のことを考えてみてください。
ツイートする人は、誰かの学びになればと思ってツイートしていることでしょう。
でも、やっぱりツイートは自分のためにツイートしている事が多いのではないでしょうか?
でも、見た人が「ありがとうございます」とリプしてくれて、それに「ありがとうございます」と返事します。
このように「ありがとう」のつけあいになること、ありますよね。
もちろん最初はその「ありがとう」が嬉しいでしょう。
でも「ありがとうございます」を何度も言われてるうちに疑問がわいてくるはずです。
「自分はこの人のためにこのツイートを書いていたんだっけ?」
「私は自分のためにツイートしているはずなのにおかしいな?」
「なんか変に居心地が悪いな」
こんな感じになってしまったりするんですね。
特に人を育てたい、相手の自主性を育てたい場面では「ありがとう」は使わないのが得策です。
「ありがとう」の乱用に気を付けるべき、本当の理由をおさらい!
簡単にここまでの話をまとめましょう。
自発的に、自分の居場所で何かをやっていたとします。
それなのに「ありがとう」を言われ続けると、自分の居場所じゃなく、他人の場所に思えてしまうということです。
「誰の場所で私は何かをやってるのか?」という感覚になってしまうんですよね。
ぜひぜひ、気をつけて頂きたいです。
「ありがとう」で依存させてしまう?!
私はコンサルティングも行っています。
その中では、コンサル生さんから「これできました!」と報告をしてくれる場面があるんですね。
そんな時には「ありがとう」をなるべく言わないようにしています。
なぜならコンサル生さんが、私のコンサル生として私のために報告をできるよう、頑張る状態になってしまうからです。
そうなると、コンサル生さんは自分も本来の力を発揮できなくなってしまうのですね。
コンサル生さん自身が、成長したいと思うからこそ、何が何でも自分が作業をこなすのが本来の姿。
人を育てる時には、特に「ありがとう」という言葉の使い方とや使うタイミングが大事。
間違えてしまうと、特に依存タイプの人の自主性をつぶしてしまうことになりかねないので、気をつけてくださいね。
「ありがとう」の使いどころを考え直そう!
まず、あなたの「ありがとう」を使っている場所を見直してみましょう。
ツイッターやインスタグラム、何でもそうです。
コンサルティングをしている、または受けている方、どんな場でも変わりません。
「ありがとう」をどんな時に言っているか、もう1度見つめ直してください。
ご家庭でもご注意を!
お子さんが何かしてくれた時、「ありがとう」と言うのも考え物です。
「ママのためにやってあげた!」とお子さんが思ってしまうと、その行為は、自主的なものではなくなってしまいます。
お手伝いも自分のためにしたのではなく、誰かのためにすることと勘違いしてしまうかもしれません。
それも、なきにしもあらずかもしれません。
でも「自分のため」ではなく「あなたのためにやってあげる」になってしまうと、自主性とは離れてしまいます。
自分がお手伝いをしたいから、やっていると言う部分がなくなってしまうんですね。
もちろん「ありがとう」と言うのは、大事なこと。
ですが、自主性を損ねることだけは気をつけて頂けたらうれしいです。
特に旦那さんとか奥さんに対しては、「ありがとう」を言うタイミングに注意が必要です。
気をつけないと「お前のためにやったぞ」なんて言う、旦那さんを育てかねません。
タイミングと合わせて一工夫!「ありがとう」の使い方
SNSや家庭の他にも学校や職場等、いろんなところで「ありがとう」を使うはず。
言われて嬉しい言葉ではありますが、使うタイミングを考えるというお話をしてきました。
ここでもう一工夫、お伝えしましょう。
「ありがとう」という言葉ではなく、何か言葉を変えるという工夫です。
「あ、助かる~」、「嬉しい」等、ちょっと違う言葉に変えてみてください。
本当に相手に成長してもらいたい、自主性を育てたいと思うのであれば、こんな部分にも注意していきましょう。
まとめ

どんな事柄にも、どんな時にも「ありがとう」と言っていると、相手の自主性を奪いかねません。
まずは、自分がどんなところで「ありがとう」を使っているか、見直してみてくださいね。
そしてタイミングを変えて使ったり、違う言葉に言い換えることをぜひ、試してみてください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さんの人生が今よりもっとキラッと輝きますように♪
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